第17課 恋のさや当てに乱暴狼藉2005年07月25日 23時37分42秒

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最近時折何かが起こるオープニングですが、金子の挨拶に変化がありました。今までは「(あなた方)こんにちは」だったのが、「みなさんこんにちは」になりました。何か心境の変化でもあったのか、単なる気まぐれなのか、いずれにせよどうでもいい部類の話ではあります。問題はその後です。前々回大あくびをしたと思ったら、今回は「ビールを一杯ください」です。そういえば前回も彼は北川えりの料理コーナーで、料理を食べながら「ビールを一杯!」と叫んでいたので、よほどお好きなんでしょう。

程なく盧思小姐が登場したのですが、その格好を見てピンと来ました。金子、盧思小姐ともに、前回の北川えりのコーナーと全く同じ服装だったのです。どうやら前回放送分の後半は、今回の収録時に撮影されたものだったことが判明しました。因みに、前回はよく気付かなかったのですが、盧思小姐、今回の服装はウエストのくびれも強調しています。いわゆる「おっぱい星人」でない私にとっては、変に巨乳を強調されるよりはこちらのほうが扇情的であったりします。

陳老師の教室は、ソファが置いてあり、映画館という設定になっています。映画館ですので陳老師は自然と金子の隣に座ります。なるほど、金子に自然に接近するにはこういう方法がありましたか。時折金子の自慢の携帯(恐らくP505isのベルベティレッドでしょうか)をもてあそんでは、見つめ合って会話をしています。

こんなラブラブモードに怒り心頭な人物が一人いました。本来このコーナーに出てくるはずのない熙寧が嫌がらせにやって来ました。陳老師をたぶらかす金子に怒っていたのか、金子をたぶらかす陳老師に怒っていたのかは定かではありませんが…。老師と金子が映画を観ているというシチュエーションの中、敢えて携帯電話で大声で話しながら登場します。陳老師が注意すると今度は映画を観ながら一人で大声で叫んでいます。金子が注意すると、あろうことか煙草に火をつけて吸い始めました。ここで熙寧、金子の注意を受けている時に、自分で吸った煙草にむせて咳き込んでいます。カットするなり撮り直せばいいのに…というかそれ以前に、吸えないなら吸えないで、本当に煙草に火をつけなくてもいいのにと、気の毒に思った次第です。

スキットの舞台は美術館です。放送4ヶ月にして初めて、ヒロインの女性と王青年が2人っきりのデートを愉しみます。それにしてもこの美術館、他の客は2人だけです。前回同様エキストラの工面がつかなかったんでしょうか。

いよいよ王青年がヒロインに告白といったところで、エロティックなBGMが流れます。王青年のエロティックなにやけ顔とぴったりマッチしています。王青年を見るヒロインの流し目もエロティックです。結局この後、他の客の幼児が二人の雰囲気をぶち壊す暴言を吐き、それを聞いて笑う王青年を見て、ヒロインが激怒します。どうも今月はヒロイン、酒・煙草をやらないというだけで会社の面接を落とされたり、せっかくのエロティックな雰囲気をぶち壊されたりと、踏んだり蹴ったりです。

さて、今回エンディングの曲が「Birthday Card」から「それはアイシテル」という日本語混じりの曲に替わりました。恐らく、9/14に発売予定のaminのニューアルバム「SHANGHAI×TOKYO」のプロモーションの一環ではないかと思うのですが、中国語会話のエンディングに日本語混じりの曲というところに、やや戸惑いと違和感を感じております。

第16課 くださいよ、取って!2005年07月18日 23時59分55秒

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出だしから熙寧の関西弁が試されました。今日の単語である「箸」をどのように発音するのか注目されたのですが、残念ながら無事に標準語どおり、「は」にアクセントを置いて発音していました。

それにしてもいよいよ梅雨が明けつつあるせいか、盧思小姐も金子も露出度が高いですね。盧思小姐は乳のトップとアンダーの差を強調しつつ、時折小走りになったりして乳全体を揺らしながらボリューム感も強調するという、願ったり叶ったりのサービスに努めています。番組が中盤に近づくにつれ、乳の谷間を少しずつ強調するなど、サービスの向上にも熱心でした。…などといわゆる「おっぱい星人」でない私が論じるのも変な話ではありますが。

と思いきや番組の後半、ゲストに北川えりを迎えたシーンでは、二人の衣装がそれぞれおとなしめのものに替わっていました!単に収録日の都合がつかずに別の日に撮影したのか、あるいは、盧思小姐の過激な衣装に眉をひそめていた北川えりに遠慮して衣装替えをしたのか、謎は尽きません。確かに今日の北川えりのコーナーは、みんなでスタジオで料理を作って食べるという内容で、北川えりと盧思小姐が仲良く力を合わせてトークも交わすといったものだったので、あながち後者の説も捨てきれません。

それ以前の疑問なのですが、今まで北川えりが中国体験記を語っていたこのコーナー、今日のような内容では北川えりがいてもいなくても良いのではないでしょうか?もっとも、同じNHK教育の「イタリア語会話」なんぞでは、貴乃花光司が日本語で日本酒の蘊蓄を語るという、イタリア語とはほど遠いコーナーがあったりするようなので、それに比べればまだ実がありそうな気がします。

陳老師の教室ですが、老師はいきなり「私はお店を開きました。何でも屋です」と宣言し、テーブルの上に商品を陳列しています。卵、鉛筆、花、切手、タオル、箸、石けん、靴下、魚、犬…えっ、犬!?何でも屋とはいえ、テーブルの上でえらいもんを売ってますね。ここから、陳老師が客、店員が金子という「買い物ごっこ」が始まります。「魚を一匹ください」と陳老師が金子に頼みますが、金子は発音と意味を反芻しているばかり。遂に陳老師、身振りも交えて「くださいよ、取って!」と叫びました。金子はよほど動揺したのか「すみません」と謝るところを「どういたしまして」と答えてしまいます。、前回「僕は昨日寝てません」とのたまった金子、今回も前日寝ていなかったのではないでしょうか。

発音コーナーでも陳老師、魅せてくれました。「『遊ぶ』よく使いますね」と言った直後に金子から「先生、よく遊ぶんですか」とツッコミを入れられたのですが、即答で「うん!」とのことでした。どんな遊びをしているのかまで深くツッコミを入れてくれないと…。

スキットには何と、陳老師、盧思小姐に次いで、とうとう月1回のゲストのaminまでもが登場しました!といっても本人の姿はなく、舞台のレストランのBGMとして彼女の歌声が流れていただけでしたが。ちなみにこの食堂、かなり広々としているのですが、客はヒロイン、王青年、老け顔学生の3人だけ。全景を映すのならせめて1テーブル分くらいエキストラを用意すれば…と思った次第です。

第15課 陳老師と金子のラブラブ自慢大会2005年07月11日 23時36分30秒

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冒頭からいきなり金子のあくびです。「僕は昨日寝てません…」との事ですが、先日の熙寧の「疲れた、もう帰りたい」に匹敵するショッキングなオープニングです。

その後、金子と熙寧との単語の勉強の際、最後に羽子板の羽根を蹴るような絵が出てきて、金子が「この最後のは何?」と尋ねます。熙寧が実物を金子に見せ(何で実物がすぐ脇にあるのか不思議ですが)、「中国の子供が蹴って遊ぶものです」と答えた際、金子が「蹴鞠みたいなものだ!」と感嘆するのですが、熙寧は若干間を置き「…うーん、そうですね」と、生返事で返していました。そりゃ返答に窮しますよね。だいたい日本でも蹴鞠を知っている人間はそれほどいないのではないでしょうか。

今日の陳老師の教室は、久し振りにマネキンがいないせいか、陳老師と金子とでたいそう盛り上がっておりました。まず中国語の勉強を始める前に、陳老師が金子に、先述の羽根を蹴鞠のように、というかサッカーのリフティングのように蹴らせます。「面白いですよぉ、やってみ」と金子にやらせた後、今度は自分が蹴ってみせるのですが、これがまた上手いのです。意外なところで陳老師の秘技を知ることができました。あ、そうそう、秘技といえば、今回の発音コーナーで、熙寧のビリヤードのブレイクショットが初めてまともに決まっておりました。

再び教室の話題に戻りますが、ここからは二人仲良く自慢大会です。金子が「水泳できる」「絵を描ける」と言うのを聞いて、陳老師は「あ~ん、羨ましい。私は泳ぐことができない、そして絵を描くことができない」と答えます。金子が「先生、絵も描けないんですか!?」と驚くと陳老師は恥ずかしがって「あんまり自慢しないで」と金子をどつく振りをします。このような交際を始めたばかりの男女の趣味披瀝のような会話を暫く繰り返した後、陳老師、金子の優位に立とうと最終兵器を繰り出しました。「私は中国語がぺらぺら」。この瞬間、恐らく全国の視聴者が、金子と同時に「当たり前じゃないですか!」とツッコミを入れたに違いありません。

今日のスキットでは、主人公のヒロインがいきなり会社の面接を受けています。日本から中国に留学していて、そのような余裕があるのかどうかさておき、この会社の面接官は、第9課のスキットで、バス停で待っていたサラリーマンでした。今年度のスキットの得意技である「役者の使い回し」がここにも見られました。それにしても、面接で「酒・たばこをやらない」と答えた受験者に対し、即不合格を言い渡すとは、中国の企業が従業員に何を求めているのか疑問です。というか、このシーンを中国人が見て激怒しないかどうか心配でなりません。

金子、熙寧、盧思小姐のコントでは、盧思小姐が「国際マダムコンテスト」に出場しようと企んでいました。巨乳を突き出してぶるんぶるんと左右に振りながら「世界はもともと私のもの」という姿には、いわゆる「おっぱい星人」でない私でも大迫力を感じてしまいました。

さてその「国際マダムコンテスト」、募集要項はこんな感じでした。「開催日 2005年7月30日(日) 応募資格 年齢 30~50代のマダム、小マダム 審査内容 1)英語審査 2)歌の審査 3)料理審査」。ちょっと待ってください。「開催日 2005年7月30日(日)」って、カレンダーによればその日は日曜でなく土曜日なんですけど…。

ゲストのamin、いつも一人で登場してギター一本で弾き語りを披露するのですが、今回初めてバックバンドを従えておりました。といっても、ギターがもう一人だけという簡素なバンドでした。

第14課 トマトをむしゃむしゃ食べました2005年07月04日 23時50分43秒

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遂にオープニングの「花びら」が3週連続になりました。このまま「花びら」が定着するのでしょうか。と話題にするほどの関心は別にないのですが…。

オープニング直後の寸劇では、金子と熙寧とが今日の単語の予習をするのですが、普段は二人が二言三言トークを展開するのに、今日は挨拶もそこそこにいきなり単語の予習です。今年度から全体の放送時間が30分から25分に短縮されていることで、少しでも内容を濃くする工夫がなされているのでしょう。

と思っていたのですが、その少し後、陳老師の教室で野菜や果物が出てきて、何を思ったか陳老師、金子に「食べよぉ」と誘いをかけます。金子は手元のトマトをむしゃむしゃと食べるのですが、この食べているシーンが数秒流れています。このシーンがなぜ必要なのか、よくわかりません。「少しでも内容を濃くする工夫」というのは私の思いこみだったようです。

因みにこの陳老師の教室では、山田太郎(マネキン)が八百屋の旦那を演じていました。陳老師曰く「(子供も産まれたので)生活を支えるためにお店を始めました」とのことですが、別に教室で野菜を売らなくても…。

さて、最近誰かが日替わりで過激な露出をしていたのですが、今回は意表をついて、スキットの老け顔学生が勢い余って肌を露わにしていました。とはいえ、スキットの中で、お腹を痛めて医者に行き、腹をめくりあげて診断を受けるだけでしたが。

発音コーナーでは、三声が連続した時の発音の変化を取り上げていたのですが、「三声が3つ以上連続した場合の変化の方法」については番組で触れずじまいでした。というのも、7月号のテキストで指導されていた方法と、他の参考書で説明されている方法とが違っていたので、どちらが正しいのか個人的に気になっていたのです。

今回の番組は比較的おとなしい内容だったなぁと振り返っていたのですが、番組終了15秒前に、盧思小姐が退出するときに小走りで乳を弾ませていました。いわゆる「おっぱい星人」でない私も、最後の最後でこのブログらしいネタが登場したと喜んだ次第です。

第13課 陳老師は恋のキューピッド2005年06月27日 23時59分02秒

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今年度初めて、オープニングの「花びら」バージョンが2週続きました。オープニングから何かしら不安感を煽っています。案の定、オープニング直後に登場する金子の代わりに、今日はいきなり盧思小姐と熙寧が登場しています。しかも熙寧の第一声は「疲れた、もう帰りたい」です。何という破天荒な挨拶なのでしょうか。

少しして金子がスキップをしながら登場しました。最近別の意味で関心を集めていた金子の格好ですが、遂に下半身を露出していました。といってもただの半ズボンで、すねを露出していただけなのですが…。

陳老師の教室では、「明るくなった」「暗くなった」を学ぶために、陳老師が甘い声で「明るすぎるよねぇ~電気消そぉ」と金子に囁きます。何かラブホテルで一戦交える前のような台詞ですね。それはさておき、陳老師が部屋の電気を消したりつけたりします。金子がその都度「暗くなった!」「明るくなった!」などと言うのですが、何か変なのです。部屋の照明スイッチを操作するだけで、背景のCGまで連動して明るくなったり暗くなったりするのでしょうか?この疑問は程なく解決しました。1回だけ、陳老師がスイッチを消して金子が「暗くなった!」と言ったにもかかわらず、画面は明るいままでした。単にスイッチ操作に合わせて画像上で明暗を処理していただけ、しかも1回は処理ミスだったのでしょう。

今日のマネキンは山田太郎です。いつもの眼鏡をかけていないのが不思議です。陳老師が嬉しそうに「(彼は)独身です」と言った後に「でもね、紹介したからね、できたんです」と言って、山田太郎の横の物体を覆っている布を取りながらクリスティーヌを公開します。しかしいくらマネキンだからといって、クリスティーヌを布で覆うのもどうかと思いますが…。「でうまくいってるわけですよ。そこで、彼らは結婚しました」ええっ!?陳老師、生徒同士で何をさせているのですか!?金子も「早っ!羨ましいっ!」と驚いていますが、私もあまりの展開に驚いた次第です。更に陳老師、「もっと早いですよ」と言いながら、二人の赤ちゃんを連れてきて紹介します。今年度の講座が始まって3ヶ月、計算合いません。

「語法快報」で紹介される壁新聞の右側には、最近恒例の全く関係ない金子の写真が掲載されていたのですが、今日は金子が両手を挙げてひっくり返ろうとしている写真でした。いったい何のシーンなのでしょうか。

金子・盧思小姐・熙寧のコントでは、盧思小姐をおだてようと金子が「あなたは前より痩せた」と言います。言われてみれば、最近の盧思小姐は、乳全体のボリュームよりは、トップとアンダーとの差で視聴者を攻めようとしているように思えます。とはいえいわゆる「おっぱい星人」ではない私は、別段攻められているという実感も薄いのですが…。

発音のコーナーでは、いつもの如く熙寧がビリヤードを披露するのですが、またもやブレイクショットがうまくいっていません。せめてこのシーンくらいは撮り直しても良いのではと思うのですが…。

今日のゲストは北川えりでした。前回同様盧思小姐と仲良さそうにしており、金子がその光景を見て「そうやって関係出してきてー、もう!」と嫉妬するくらいでした。そういえば北川と金子との間で不思議なやりとりがありました。「タクシーで2時間」という北川に対し、金子が「近いですね」と返答したのですが、中国ではそうなのでしょうか?2年半前に北京で深夜にぼったくりタクシーに乗せられた時には、30分ですら途方もなく長い時間に感じただけに、余計に違和感を覚えた次第です。

第12課 彼女の乳はデカプリオ2005年06月20日 23時52分51秒

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オープニングの「花びら」が、今回は何かしら嵐の予感を漂わせています。

今回は金子の露出も一段落ついたようです。普通のTシャツを着ておりました。もっとも、このままエスカレートしたら、来月あたりには上半身裸で登場しそうな勢いでしたから、ここら辺で歯止めをかけないことには危険なことになっていました。

陳老師の教室には、なんと今まで登場したマネキンの山田太郎、ボブ、クリスティーヌの3人が一堂に会していました。私が何度となく触れた「マネキン使い回し疑惑」に反論するかのごとき演出です。しかも教室内にもかかわらず、山田太郎はなぜかゴルフをしていますし、ボブはなぜかバイオリンを弾いていますし、クリスティーヌはなぜかヘッドフォンを付けて音楽を聴いています。さらに、途中から彼らは同じポーズのまま持ち物を変えて登場します。山田太郎はゴルフクラブの代わりにほうきを持って掃除していますし、ボブはバイオリンの代わりに食器とスポンジを持って食器洗いをしていますし、クリスティーヌはヘッドフォンの代わりに鏡を持って化粧をしています。そもそも彼らが何を学ぶために陳老師の教室に来ているのか、大いに疑問です。

しかしこの「教室内無政府状態」は、嵐の序章でしかありませんでした。次のコーナーのスキットに、最終兵器が仕込まれていたのです。前回に引き続き、王青年の家での誕生パーティーの最中、一人仲間外れになった老け顔青年がいじけてテレビを観るのですが、テレビからは何と「My heart will go on」、そう、映画「タイタニック」の主題歌が流れてきました。そして画面では、無理矢理カツラをかぶって「タイタニック」の主人公とヒロインに扮した男女が、十字架の格好をするお馴染みのシーンを演じています。おいおいNHK、誰の許可をもらってチープなスキットの中でこんな愉快なパロディーを描いているのか!しかもヒロインをよく見たら、いわゆる「おっぱい星人」でない私ですら目を引くくらいの巨乳。何と彼女は盧思小姐ではありませんか!陳老師に続き、講座の先生をここに引っ張り出しますか。

こんなクライマックスがテレビで流れているにもかかわらず、登場人物達はテレビに注目することなく、餃子を作るために厨房に向かいます。よほど「タイタニック」の二人は注目を集めたいのか、主人公がふらつきながら後ろからヒロインの腰に抱きつき、ヒロインが主人公を平手打ちして「何をしているの!」と叫ぶ予想外の展開を見せてくれます。

発音コーナーでは、「ピンイン(中国の発音記号)で表記されない母音を意識して発音することで、うまく聴こえる」事を陳老子と熙寧が金子に説明します。最後に陳老子、「隠し味があると『好吃』(ハオチー=おいしい)、(隠れた音を)聴くと『好聴』(ハオティン=うまく聴こえる)」と、エスプリの効いた洒落で締めます。実は同じ語学番組の「ハングル講座」では、生徒役のおっさんが毎回「子音のテスト、わからない時はシインとしています」「『こそあど』は教えてもらったけど、メルアドは教えてくれない」「山の頂上を極めた気分は、百点マウンテン」「活用が難しくなりますが、勝つようがんばります」などの駄洒落を連発しているのですが、陳老子もそれを意識したのでしょうか。

最後に、今回の熙寧の関西弁ですが、「餃子とゆうたら水餃子」という激しい関西弁がありました。なんか大阪・ミナミあたりの中華料理店のおっさんに教えを乞うたような気分です。

第11課 純粋と変態は紙一重2005年06月13日 23時59分43秒

いきなり過激な露出で番組が始まります。腕も胸も露わなTシャツ姿です。しかし残念なことに、前回に引き続きこの大胆な格好は金子なのでした。一方盧思小姐は、乳のボリュームは感じられるものの胸回りの露出は比較的おとなしめでした。もっとも、いわゆる「おっぱい星人」でない私にとっては、もはやどうでもいい話ですが…。ついでに熙寧は今流行りの「クールビス」を思わせるシャツで登場でした。これもどうでもいい話ですが。

盧思小姐、今日はまだ見ぬ熙寧の兄に興味を抱いていました。「熙寧にお兄さんがいるとは…かっこいいかも」と、気持ちが兄に移ろうとしながら、番組後半では、熙寧を隠しマイクで見張り、バーで彼女と酒を飲む熙寧を見つけては「私というものがありながら他の娘と!許せない!」と激怒していました。あわよくば「親子丼」ならぬ「兄弟丼」を企んでいるようです。

続いて陳老師の教室。最近はマネキンが登場しないし、陳老師と金子とのえげつないやりとりもめっきり無くなり、何を楽しみに観れば良いのか最近やや悩んでおります。その分勉強に集中せよということなのでしょう。

中国語では、同じ祖父でも「父方の父」と「母方の父」とで言い方が違います。それを知った金子はあろうことか「日本だと全部『お父さん側のお母さん』とか言わなきゃいけないですけど、これひとことでわかりますもんね」と喜び、陳老師も「すごいプラス思考でいいですね」と褒めています。こっちはその言い方の違いを覚えるだけでひいひい言っているというのに…。

教室のコーナーの最後で「(熙寧の)お兄ちゃん何勉強してるかですね。聞いてみます」と宣言した金子、結局最後までこの課題を解決する気配はありませんでした。

スキットでは、王青年の誕生日にヒロインと老け顔の同級生が自宅を訪れます。そこに帰宅した王青年の母が、あの年齢マニアの中年婦女という意外な展開。中年婦女がヒロインをいたく気に入り、息子の王青年とひっつけようとしています。歯茎を魅せながら卑猥に笑う王青年、一人仲間外れにされいじける老け顔の同級生。しかし「本日のキーワード」を皆で叫ぶ時には、みんな通常の顔に戻ります。演じる人たちも大変ですね。

今日の文法を、壁新聞方式で解説する「語法快報」のコーナー、いつも新聞右側の写真が気になっていたのですが、今日はやっと写真のキャプションが見えました。「13日夜、東京NHKの近辺で中国語の勉強に励む俳優の金子貴俊××(判読不明)」。文法と全然関係あれへんがな。

文化コーナーではaminが出ていました。中国語と女体に造詣の深い方からの指摘で分かったのですが、目尻やおでこ、結構皺が目立っていました。それはさておき「私は羊になって彼女の鞭に叩かれてみたい」とはものすごい歌詞です。それを聞いた金子も「それだけ愛してるってことですよね」「純粋さが伝わってくる」と褒め称えていましたが、残念ながら私のところには変態さしか伝わってきませんでした。

第10課 ノースリーブで挑発されても…2005年06月06日 23時43分26秒

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最近隔週化しつつある「花びら」バージョンのオープニングの後、いきなり大胆なノースリーブで登場です。といっても盧思小姐でもなく、ましてや陳老師でもなく、あろう事か金子がノースリーブなのです。大胆になる方向が思いっ切り間違っています。金子が開口一番「マダムは今日はお休みです」と言っていたので、盧思小姐の分まで露出を担ったというわけなのでしょうか。

と思いきや、盧思小姐もしっかり登場しました。彼女は逆に長袖で腕を覆っていました。前回、「盧思小姐が金子より腕が太い」と書いたのを、二人とも意識していたのでしょうか。

おっと重要なことをお伝えしていませんでした。金子の大胆な格好に目を背けていたのか、盧思小姐の過激さに慣れっこになってしまっていたのか、盧思小姐の胸元が過去に例をみないくらいに露出していたことに気付いていませんでした。ただ、乳の谷間がどアップになった時には丁度テロップがうまい具合に重なってしまっており、いわゆる「おっぱい星人」でない私ですらテロップが鬱陶しく感じられました。

さて、今日の教室は方向や距離の授業でした。陳老師が文例で、「郵便局と学校の間が100km」という設定を持ち出していましたが、いくら何でも狭い日本ではそれはないだろうと思いました。更に驚いたのですが、途中で知らないうちに、黒板に書かれた「郵便局」が「図書館」に変わっていました。ええっ…。

スキットは秋の落葉のシーズンです。放送時点とほぼ半年近くずれています。それはいいのですが、画面の端にさりげなく見慣れたものが動いています。これ、どう見てもクロネコヤマトの配達トラックなのです。舞台は中国…ですよね…。

それはさておき、いつも貧乏くさい役回りの多い「老け顔学生」、今日はお目当てのヒロインに近づくとき、この上なく素敵な笑顔を振りまいていました。テキストによれば、この後彼には哀れな役回りが待っているというのに…。

最後に、熙寧にも触れておきましょう。関西弁、だいぶ少なくなってしまいました。関西出身者としてはやや残念ではあります。

第9課 愛はボインの愛2005年05月30日 23時57分38秒

オープニングのタイトルバックはどういう訳か以前のものに戻り、熙寧の関西弁も相変わらずです。そのせいなのでしょうか。出だしの金子の挨拶はいきなり「僕の日本語は熙寧くんよりうまい」です(別に関西弁が「下手な日本語」だとは思いませんが)。因みに今回の熙寧の関西弁講座は「朝」「晩まで」「起きる」「出勤する」「昼ご飯を食べる」「入る」「眠る」でした。熙寧の教育の効果があってか、金子が陳老師の教室で、「車」を関西弁で発音していました。

その後に出てきた盧思小姐の姿には驚かされました。今更ながら、金子よりも腕が太いことに気付いたのですが、それはさておき、彼女の髪型も服装も普通の女性らしい格好になっていたのです。これには恐らく事情があったに違いありません。今回のゲストは北川えり。4/25の第4回放送の際、以前共演した時の面影をすっかり失いど派手に変身した盧思小姐に言葉を失い、北川えりが盧思小姐と目すら合わさなかったことは既に述べましたが、今回は違います。昔の面影が戻った盧思小姐が、今シーズン一度も口にしたことがなかった日本語で「早いですね」「うわあ、懐かしい!」「中国は絶対するって!」などと矢継ぎ早に北川えりにツッコミを入れれば、北川えりもそれに応えて盧思小姐のほうを向いて笑ったり、「(私が)日本にいた時には盧思さんにも(中国語を)小声で喋ってたんですよね」などと話を振ったりと、積極的に会話を交わしていました。もちろん最後は盧思小姐のほうを向いて礼もしておりました。北川えりも安心したのでしょうが、二人の不仲を心配していた私も安心した次第です。

一方陳老師。上着の胸ボタンを外し、さりげなく挑発しています。金子とのマンツーマン(今日もクラスメイトのマネキンはいませんでした)の講義ではエロ話は出なかったのですが、発音コーナーで金子に流し目を送りつつ「今日は、愛について…」と語ります。画面のテロップまでもが「愛について」となっていてややびっくり。もちろん直後に「しかしアイは母音のiですよ」と修正しますが、これも聞きようによっては「愛はボインの愛ですよ」とも取れてしまいます。いわゆる「おっぱい星人」でない私ですらそう聞こえるくらいなのですから、この番組の隠れテーマ(?)である「乳」がかなり強烈に脳裏に刻み込まれています。

それだけではありません。「i」を「愛」と勘違いした金子に対し、「その愛は後で…」とのたまっています。いったいどこで何をするつもりなのでしょうか。老師の含蓄ある発言はまだ続きます。「愛は普通の愛だけではないですね」「気持ち込めないと籠もった愛にならないよ」「食いしばる愛、耐える愛」「では愛のテスト」。もちろん「愛」は「i」ですが…。因みに金子、「ありふれた愛は得意です」とのことですが、番組内での熙寧に対する言動を見る限りでは「いやいやあんたが得意なのはありふれた愛ではないぞ」とツッコミを入れたくなります。

順番が前後しましたが、陳老師の教室に戻りますと、金子が一日のタイムスケジュールを円グラフにしていました。こんな感じになっていました。

6時起床

1000-1200出勤

1200-1900お昼

1900-2200夜ごはん

2200-2300お風呂

2300-2330(空白)

2330-600ねる

この昼間のアバウトさは何!?その一方で、22時以降の細かさは何!?そして何も書かれていない23:00~23:30という中途半端な時間にはいったい何をしているのか!?よほどエッチな時間帯なのだろうかと思ったら、金子が私の想像を読むかの如く慌てて「番組(23:00~23:25)が終わってから寝ます」とのことでした。

さて、今日のスキットは、中国のバス停のシーンだったのですが、バス停も道路も、どう見ても日本のどっかの施設の構内に見えてしまいました。

第8課 年齢マニアと年齢詐称2005年05月23日 23時57分35秒

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 よく見るとオープニングのタイトルバックが微妙に変化しています。なぜかバックに花びらが舞っています。変化は良いとして、こんな中途半端な時期に、しかもこれっぽっちの変化で何を訴えたいのか不思議ではあります。
 その後、金子が登場して視聴者に中国語で挨拶をするのですが、最近挨拶の内容が高度になってきたのか、日本語の字幕が出るようになりました。「ああ、彼も生徒からスタッフ側の人間になったのかなぁ」と、やや距離感を感じてしまいました。オープニングの金子の中国語に比例して、熙寧の関西弁も高度になってきたのか、今日は「馬」「多い」「暑い」「涼しい」「寒い」が関西弁になっていました。どうやら形容詞がどっぷり関西弁に染まっているようですね。
 陳老子は、今日はマネキンがいないにもかかわらず比較的おとなしめに授業をします。それどころか、金子を「金子くん」ではなく「金子さん」と呼んでいました。二人の間に何か距離を感じさせるものがあったのでしょうか?前回の放送で金子が熙寧に心を寄せていることを知ってショックを受けたのでしょうか?もっとも、二人とも同じ1月生まれということがわかった時には喜んでいましたが。
 スキットでは新人が登場しました。テキストで「中年婦女」としか書かれていない謎のおばさんが、公園のベンチにいるヒロインの横に座ります。挨拶の後いきなり「あなた今年おいくつ?」初対面の人間、しかも女性に対していきなり単刀直入に年齢を尋ねますか。しかもヒロインから「22歳です」と聞くやいなや即座に「あら、干支はイノシシ」。彼女は四柱推命や動物占いの類のマニアなのでしょうか。その後日本人のヒロインと謎のおばさんは、日本と中国に関する会話を交わした後、ヒロインまでもが唐突に、編み物を編む謎のおばさんに対して「あの、私にも教えていただけますか」と編み物を教わります。
 そういえば先日、ある中国人との会話で、開口一番「子供はいますか?」と問われて内心びっくりした事があります。中国人との会話に過程や脈絡というのは期待しない方が良いのでしょう。
 陳老子の文法コーナー「語法快報」では、例文に「盧思さんは熙寧さんより3歳年上だ」という一文が出てきました。2年前のNHKホームページによれば盧思小姐は今年32歳(あ、彼女も1月生まれだ!)、熙寧は21歳(あ、彼も1月生まれだ!)。例文、思いっ切り間違ってます。因みにテキストでは「盧思さんは26歳、熙寧さんは23歳」という大胆な文章がくっついています。さすがに番組ではそこは触れていませんでしたが。
 寸劇の最中、金子が盧思小姐の旅行計画を中止させるために、「北海道に行くのはやめたほうがいいです。北海道は東京よりも寒い」「沖縄もやめたほうがいい、沖縄は東京よりも暑い」「大阪はお金がかかるの!」と、3自治体の観光協会を敵に回していました。苦情が来ないことをお祈りしています。
 発音コーナーでは、ビリヤードの玉を熙寧がブレイクショットするのですが、どうやら失敗したようで、金子があわてて手でボールを方々に散らしていました。やり直さないところに「素」の良さを感じつつも、「取り直す予算もないのだろうか…」と余計な心配を少し覚えてしまいましたが。
 そうそう、私はいわゆる「おっぱい星人」ではないのですっかり忘れていたのですが、今日の陳老子、笑うだけで乳が揺れておりました。