第8課 年齢マニアと年齢詐称2005年05月23日 23時57分35秒

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 よく見るとオープニングのタイトルバックが微妙に変化しています。なぜかバックに花びらが舞っています。変化は良いとして、こんな中途半端な時期に、しかもこれっぽっちの変化で何を訴えたいのか不思議ではあります。
 その後、金子が登場して視聴者に中国語で挨拶をするのですが、最近挨拶の内容が高度になってきたのか、日本語の字幕が出るようになりました。「ああ、彼も生徒からスタッフ側の人間になったのかなぁ」と、やや距離感を感じてしまいました。オープニングの金子の中国語に比例して、熙寧の関西弁も高度になってきたのか、今日は「馬」「多い」「暑い」「涼しい」「寒い」が関西弁になっていました。どうやら形容詞がどっぷり関西弁に染まっているようですね。
 陳老子は、今日はマネキンがいないにもかかわらず比較的おとなしめに授業をします。それどころか、金子を「金子くん」ではなく「金子さん」と呼んでいました。二人の間に何か距離を感じさせるものがあったのでしょうか?前回の放送で金子が熙寧に心を寄せていることを知ってショックを受けたのでしょうか?もっとも、二人とも同じ1月生まれということがわかった時には喜んでいましたが。
 スキットでは新人が登場しました。テキストで「中年婦女」としか書かれていない謎のおばさんが、公園のベンチにいるヒロインの横に座ります。挨拶の後いきなり「あなた今年おいくつ?」初対面の人間、しかも女性に対していきなり単刀直入に年齢を尋ねますか。しかもヒロインから「22歳です」と聞くやいなや即座に「あら、干支はイノシシ」。彼女は四柱推命や動物占いの類のマニアなのでしょうか。その後日本人のヒロインと謎のおばさんは、日本と中国に関する会話を交わした後、ヒロインまでもが唐突に、編み物を編む謎のおばさんに対して「あの、私にも教えていただけますか」と編み物を教わります。
 そういえば先日、ある中国人との会話で、開口一番「子供はいますか?」と問われて内心びっくりした事があります。中国人との会話に過程や脈絡というのは期待しない方が良いのでしょう。
 陳老子の文法コーナー「語法快報」では、例文に「盧思さんは熙寧さんより3歳年上だ」という一文が出てきました。2年前のNHKホームページによれば盧思小姐は今年32歳(あ、彼女も1月生まれだ!)、熙寧は21歳(あ、彼も1月生まれだ!)。例文、思いっ切り間違ってます。因みにテキストでは「盧思さんは26歳、熙寧さんは23歳」という大胆な文章がくっついています。さすがに番組ではそこは触れていませんでしたが。
 寸劇の最中、金子が盧思小姐の旅行計画を中止させるために、「北海道に行くのはやめたほうがいいです。北海道は東京よりも寒い」「沖縄もやめたほうがいい、沖縄は東京よりも暑い」「大阪はお金がかかるの!」と、3自治体の観光協会を敵に回していました。苦情が来ないことをお祈りしています。
 発音コーナーでは、ビリヤードの玉を熙寧がブレイクショットするのですが、どうやら失敗したようで、金子があわてて手でボールを方々に散らしていました。やり直さないところに「素」の良さを感じつつも、「取り直す予算もないのだろうか…」と余計な心配を少し覚えてしまいましたが。
 そうそう、私はいわゆる「おっぱい星人」ではないのですっかり忘れていたのですが、今日の陳老子、笑うだけで乳が揺れておりました。

コメント

_ アザラシ ― 2005年05月29日 16時11分37秒

オープニングのタイトルバックは、5/9放送(第6回)の時に微妙に変化していますよ。
なぜか5/16放送(第7回)ではまた元に戻って、今回また変化しています。

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