第4課 ラブラブカップルやりたい放題2005年04月25日 23時55分03秒

 のっけから金子と熙寧が5秒間無言で見つめ合っています。こんな光景を見せ付けられたら、直後に熙寧から「ガールフレンド」という単語を教えてもらった金子が「いやぁ、ガールフレンド欲しいなぁ」と呟いた時に、「お前が欲しいのは熙寧のようなボーイフレンドとちゃうのか?」とツッコミを入れざるを得ません。
 しかしこんな出来事は、嵐の前の静けさでしかありませんでした。金子が陳老師の教室に行くと、今日はマネキンがおらずに二人っきりの世界。そこで交わされたトークは…

老師「まず私の自慢話を聞いてください。持ちモノ自慢です」
(一通り持ちモノを紹介した後)「では金子くんのモノを調べましょう」

 言葉だけだとものすごくエッチです。

老師「ホテルに行ったら何を聞きたい?」
金子「今日部屋開いてますか?」

 モノの次はいきなりホテルの話題ですか。それにしても今どきホテルに予約もなく飛び込みで「部屋開いてますか?」と尋ねるケースって、ラブホテルくらいのような気がするのですが…。

老師「ガールフレンドはいますか?」
金子「いません」
老師「(嬉々として)私に聞くことない?」
金子「…ボーイフレンドはいますか?」
老師「いません」

 日本人の夫がいる筈の陳老師、そのことを隠してまでそれとなく「彼氏募集中よ。あなたの告白待ってるわ」とアピールし、金子の返事を待つためにニコッとしながら身を乗り出して彼の表情を凝視しています。

金子「…ごめんなさい」

 二人っきりになった途端、何という愉しい会話をしているのでしょうか。次回以降はお目付役にマネキンが必要ですね。

 授業だけではありません。スキットもえらい事になっています。ヒロインの日本人女性、男連れでホテルに来ました。彼女は男の髪を撫で回すわ、男は彼女を見つめるわ、どう見てもアツアツカップルです。フロントでダブルルームを予約し、腕を組んで部屋に向かいます。これだけでも語学番組にしては刺激が強いというのに、実は男は彼女の弟という設定で尚更びっくり!世の男女のきょうだいは、髪の毛を触ったり腕を組んだり、挙げ句の果てにはダブルベッドで寝たりするのが普通なのでしょうか?私(男性)にも妹が2人いますが、過去そういった行為に及んだこともなく、今後及ぶ予定も全くないのですが…。

 盧思小姐の話題にも触れておきましょう。肌の露出や乳の強調は若干減ったものの(私はいわゆる「おっぱい星人」ではないので、乳の強調が減っても別段困るわけでもないのですが)、前回同様、巨大ちょんまげをリーゼントのように前面に垂らしたような髪型で登場し、いきなり酔っ払って金子に絡んでいました。こういったキャラクター、どうやら昔の盧思さんを深く知る人にとっては、かなりショックで苦々しいもののようです。
 というのも、3年前のこの番組の生徒役で、当時盧思さんから指導を受けていた北川えりが今日のゲストだったのですが、彼女を挟んで金子と盧思小姐が座っていたにも拘わらず、北川えりはまるで左半身がむち打ち症になったかの如く、盧思小姐には目もくれないどころか相づちにも反応せず挨拶もせず、ひたすらカメラと金子に視線をやっていたのです。北川えりにしてみれば、盧思小姐のあまりの変貌振りに、ひどくショックを受けて正視できなかったのではないでしょうか。
 唯一彼女が盧思小姐と目を合わせたのが、「北京の路地裏の共同トイレ」の話題の時でした。「3年前に比べれば、今のあなたのキャラなんて共同トイレと同じよ!」という厳しい暗喩だったのでしょうか。

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