第15課 陳老師と金子のラブラブ自慢大会2005年07月11日 23時36分30秒

banner

冒頭からいきなり金子のあくびです。「僕は昨日寝てません…」との事ですが、先日の熙寧の「疲れた、もう帰りたい」に匹敵するショッキングなオープニングです。

その後、金子と熙寧との単語の勉強の際、最後に羽子板の羽根を蹴るような絵が出てきて、金子が「この最後のは何?」と尋ねます。熙寧が実物を金子に見せ(何で実物がすぐ脇にあるのか不思議ですが)、「中国の子供が蹴って遊ぶものです」と答えた際、金子が「蹴鞠みたいなものだ!」と感嘆するのですが、熙寧は若干間を置き「…うーん、そうですね」と、生返事で返していました。そりゃ返答に窮しますよね。だいたい日本でも蹴鞠を知っている人間はそれほどいないのではないでしょうか。

今日の陳老師の教室は、久し振りにマネキンがいないせいか、陳老師と金子とでたいそう盛り上がっておりました。まず中国語の勉強を始める前に、陳老師が金子に、先述の羽根を蹴鞠のように、というかサッカーのリフティングのように蹴らせます。「面白いですよぉ、やってみ」と金子にやらせた後、今度は自分が蹴ってみせるのですが、これがまた上手いのです。意外なところで陳老師の秘技を知ることができました。あ、そうそう、秘技といえば、今回の発音コーナーで、熙寧のビリヤードのブレイクショットが初めてまともに決まっておりました。

再び教室の話題に戻りますが、ここからは二人仲良く自慢大会です。金子が「水泳できる」「絵を描ける」と言うのを聞いて、陳老師は「あ~ん、羨ましい。私は泳ぐことができない、そして絵を描くことができない」と答えます。金子が「先生、絵も描けないんですか!?」と驚くと陳老師は恥ずかしがって「あんまり自慢しないで」と金子をどつく振りをします。このような交際を始めたばかりの男女の趣味披瀝のような会話を暫く繰り返した後、陳老師、金子の優位に立とうと最終兵器を繰り出しました。「私は中国語がぺらぺら」。この瞬間、恐らく全国の視聴者が、金子と同時に「当たり前じゃないですか!」とツッコミを入れたに違いありません。

今日のスキットでは、主人公のヒロインがいきなり会社の面接を受けています。日本から中国に留学していて、そのような余裕があるのかどうかさておき、この会社の面接官は、第9課のスキットで、バス停で待っていたサラリーマンでした。今年度のスキットの得意技である「役者の使い回し」がここにも見られました。それにしても、面接で「酒・たばこをやらない」と答えた受験者に対し、即不合格を言い渡すとは、中国の企業が従業員に何を求めているのか疑問です。というか、このシーンを中国人が見て激怒しないかどうか心配でなりません。

金子、熙寧、盧思小姐のコントでは、盧思小姐が「国際マダムコンテスト」に出場しようと企んでいました。巨乳を突き出してぶるんぶるんと左右に振りながら「世界はもともと私のもの」という姿には、いわゆる「おっぱい星人」でない私でも大迫力を感じてしまいました。

さてその「国際マダムコンテスト」、募集要項はこんな感じでした。「開催日 2005年7月30日(日) 応募資格 年齢 30~50代のマダム、小マダム 審査内容 1)英語審査 2)歌の審査 3)料理審査」。ちょっと待ってください。「開催日 2005年7月30日(日)」って、カレンダーによればその日は日曜でなく土曜日なんですけど…。

ゲストのamin、いつも一人で登場してギター一本で弾き語りを披露するのですが、今回初めてバックバンドを従えておりました。といっても、ギターがもう一人だけという簡素なバンドでした。

コメント

トラックバック