第10課 ノースリーブで挑発されても…2005年06月06日 23時43分26秒

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最近隔週化しつつある「花びら」バージョンのオープニングの後、いきなり大胆なノースリーブで登場です。といっても盧思小姐でもなく、ましてや陳老師でもなく、あろう事か金子がノースリーブなのです。大胆になる方向が思いっ切り間違っています。金子が開口一番「マダムは今日はお休みです」と言っていたので、盧思小姐の分まで露出を担ったというわけなのでしょうか。

と思いきや、盧思小姐もしっかり登場しました。彼女は逆に長袖で腕を覆っていました。前回、「盧思小姐が金子より腕が太い」と書いたのを、二人とも意識していたのでしょうか。

おっと重要なことをお伝えしていませんでした。金子の大胆な格好に目を背けていたのか、盧思小姐の過激さに慣れっこになってしまっていたのか、盧思小姐の胸元が過去に例をみないくらいに露出していたことに気付いていませんでした。ただ、乳の谷間がどアップになった時には丁度テロップがうまい具合に重なってしまっており、いわゆる「おっぱい星人」でない私ですらテロップが鬱陶しく感じられました。

さて、今日の教室は方向や距離の授業でした。陳老師が文例で、「郵便局と学校の間が100km」という設定を持ち出していましたが、いくら何でも狭い日本ではそれはないだろうと思いました。更に驚いたのですが、途中で知らないうちに、黒板に書かれた「郵便局」が「図書館」に変わっていました。ええっ…。

スキットは秋の落葉のシーズンです。放送時点とほぼ半年近くずれています。それはいいのですが、画面の端にさりげなく見慣れたものが動いています。これ、どう見てもクロネコヤマトの配達トラックなのです。舞台は中国…ですよね…。

それはさておき、いつも貧乏くさい役回りの多い「老け顔学生」、今日はお目当てのヒロインに近づくとき、この上なく素敵な笑顔を振りまいていました。テキストによれば、この後彼には哀れな役回りが待っているというのに…。

最後に、熙寧にも触れておきましょう。関西弁、だいぶ少なくなってしまいました。関西出身者としてはやや残念ではあります。

第11課 純粋と変態は紙一重2005年06月13日 23時59分43秒

いきなり過激な露出で番組が始まります。腕も胸も露わなTシャツ姿です。しかし残念なことに、前回に引き続きこの大胆な格好は金子なのでした。一方盧思小姐は、乳のボリュームは感じられるものの胸回りの露出は比較的おとなしめでした。もっとも、いわゆる「おっぱい星人」でない私にとっては、もはやどうでもいい話ですが…。ついでに熙寧は今流行りの「クールビス」を思わせるシャツで登場でした。これもどうでもいい話ですが。

盧思小姐、今日はまだ見ぬ熙寧の兄に興味を抱いていました。「熙寧にお兄さんがいるとは…かっこいいかも」と、気持ちが兄に移ろうとしながら、番組後半では、熙寧を隠しマイクで見張り、バーで彼女と酒を飲む熙寧を見つけては「私というものがありながら他の娘と!許せない!」と激怒していました。あわよくば「親子丼」ならぬ「兄弟丼」を企んでいるようです。

続いて陳老師の教室。最近はマネキンが登場しないし、陳老師と金子とのえげつないやりとりもめっきり無くなり、何を楽しみに観れば良いのか最近やや悩んでおります。その分勉強に集中せよということなのでしょう。

中国語では、同じ祖父でも「父方の父」と「母方の父」とで言い方が違います。それを知った金子はあろうことか「日本だと全部『お父さん側のお母さん』とか言わなきゃいけないですけど、これひとことでわかりますもんね」と喜び、陳老師も「すごいプラス思考でいいですね」と褒めています。こっちはその言い方の違いを覚えるだけでひいひい言っているというのに…。

教室のコーナーの最後で「(熙寧の)お兄ちゃん何勉強してるかですね。聞いてみます」と宣言した金子、結局最後までこの課題を解決する気配はありませんでした。

スキットでは、王青年の誕生日にヒロインと老け顔の同級生が自宅を訪れます。そこに帰宅した王青年の母が、あの年齢マニアの中年婦女という意外な展開。中年婦女がヒロインをいたく気に入り、息子の王青年とひっつけようとしています。歯茎を魅せながら卑猥に笑う王青年、一人仲間外れにされいじける老け顔の同級生。しかし「本日のキーワード」を皆で叫ぶ時には、みんな通常の顔に戻ります。演じる人たちも大変ですね。

今日の文法を、壁新聞方式で解説する「語法快報」のコーナー、いつも新聞右側の写真が気になっていたのですが、今日はやっと写真のキャプションが見えました。「13日夜、東京NHKの近辺で中国語の勉強に励む俳優の金子貴俊××(判読不明)」。文法と全然関係あれへんがな。

文化コーナーではaminが出ていました。中国語と女体に造詣の深い方からの指摘で分かったのですが、目尻やおでこ、結構皺が目立っていました。それはさておき「私は羊になって彼女の鞭に叩かれてみたい」とはものすごい歌詞です。それを聞いた金子も「それだけ愛してるってことですよね」「純粋さが伝わってくる」と褒め称えていましたが、残念ながら私のところには変態さしか伝わってきませんでした。

第12課 彼女の乳はデカプリオ2005年06月20日 23時52分51秒

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オープニングの「花びら」が、今回は何かしら嵐の予感を漂わせています。

今回は金子の露出も一段落ついたようです。普通のTシャツを着ておりました。もっとも、このままエスカレートしたら、来月あたりには上半身裸で登場しそうな勢いでしたから、ここら辺で歯止めをかけないことには危険なことになっていました。

陳老師の教室には、なんと今まで登場したマネキンの山田太郎、ボブ、クリスティーヌの3人が一堂に会していました。私が何度となく触れた「マネキン使い回し疑惑」に反論するかのごとき演出です。しかも教室内にもかかわらず、山田太郎はなぜかゴルフをしていますし、ボブはなぜかバイオリンを弾いていますし、クリスティーヌはなぜかヘッドフォンを付けて音楽を聴いています。さらに、途中から彼らは同じポーズのまま持ち物を変えて登場します。山田太郎はゴルフクラブの代わりにほうきを持って掃除していますし、ボブはバイオリンの代わりに食器とスポンジを持って食器洗いをしていますし、クリスティーヌはヘッドフォンの代わりに鏡を持って化粧をしています。そもそも彼らが何を学ぶために陳老師の教室に来ているのか、大いに疑問です。

しかしこの「教室内無政府状態」は、嵐の序章でしかありませんでした。次のコーナーのスキットに、最終兵器が仕込まれていたのです。前回に引き続き、王青年の家での誕生パーティーの最中、一人仲間外れになった老け顔青年がいじけてテレビを観るのですが、テレビからは何と「My heart will go on」、そう、映画「タイタニック」の主題歌が流れてきました。そして画面では、無理矢理カツラをかぶって「タイタニック」の主人公とヒロインに扮した男女が、十字架の格好をするお馴染みのシーンを演じています。おいおいNHK、誰の許可をもらってチープなスキットの中でこんな愉快なパロディーを描いているのか!しかもヒロインをよく見たら、いわゆる「おっぱい星人」でない私ですら目を引くくらいの巨乳。何と彼女は盧思小姐ではありませんか!陳老師に続き、講座の先生をここに引っ張り出しますか。

こんなクライマックスがテレビで流れているにもかかわらず、登場人物達はテレビに注目することなく、餃子を作るために厨房に向かいます。よほど「タイタニック」の二人は注目を集めたいのか、主人公がふらつきながら後ろからヒロインの腰に抱きつき、ヒロインが主人公を平手打ちして「何をしているの!」と叫ぶ予想外の展開を見せてくれます。

発音コーナーでは、「ピンイン(中国の発音記号)で表記されない母音を意識して発音することで、うまく聴こえる」事を陳老子と熙寧が金子に説明します。最後に陳老子、「隠し味があると『好吃』(ハオチー=おいしい)、(隠れた音を)聴くと『好聴』(ハオティン=うまく聴こえる)」と、エスプリの効いた洒落で締めます。実は同じ語学番組の「ハングル講座」では、生徒役のおっさんが毎回「子音のテスト、わからない時はシインとしています」「『こそあど』は教えてもらったけど、メルアドは教えてくれない」「山の頂上を極めた気分は、百点マウンテン」「活用が難しくなりますが、勝つようがんばります」などの駄洒落を連発しているのですが、陳老子もそれを意識したのでしょうか。

最後に、今回の熙寧の関西弁ですが、「餃子とゆうたら水餃子」という激しい関西弁がありました。なんか大阪・ミナミあたりの中華料理店のおっさんに教えを乞うたような気分です。

第13課 陳老師は恋のキューピッド2005年06月27日 23時59分02秒

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今年度初めて、オープニングの「花びら」バージョンが2週続きました。オープニングから何かしら不安感を煽っています。案の定、オープニング直後に登場する金子の代わりに、今日はいきなり盧思小姐と熙寧が登場しています。しかも熙寧の第一声は「疲れた、もう帰りたい」です。何という破天荒な挨拶なのでしょうか。

少しして金子がスキップをしながら登場しました。最近別の意味で関心を集めていた金子の格好ですが、遂に下半身を露出していました。といってもただの半ズボンで、すねを露出していただけなのですが…。

陳老師の教室では、「明るくなった」「暗くなった」を学ぶために、陳老師が甘い声で「明るすぎるよねぇ~電気消そぉ」と金子に囁きます。何かラブホテルで一戦交える前のような台詞ですね。それはさておき、陳老師が部屋の電気を消したりつけたりします。金子がその都度「暗くなった!」「明るくなった!」などと言うのですが、何か変なのです。部屋の照明スイッチを操作するだけで、背景のCGまで連動して明るくなったり暗くなったりするのでしょうか?この疑問は程なく解決しました。1回だけ、陳老師がスイッチを消して金子が「暗くなった!」と言ったにもかかわらず、画面は明るいままでした。単にスイッチ操作に合わせて画像上で明暗を処理していただけ、しかも1回は処理ミスだったのでしょう。

今日のマネキンは山田太郎です。いつもの眼鏡をかけていないのが不思議です。陳老師が嬉しそうに「(彼は)独身です」と言った後に「でもね、紹介したからね、できたんです」と言って、山田太郎の横の物体を覆っている布を取りながらクリスティーヌを公開します。しかしいくらマネキンだからといって、クリスティーヌを布で覆うのもどうかと思いますが…。「でうまくいってるわけですよ。そこで、彼らは結婚しました」ええっ!?陳老師、生徒同士で何をさせているのですか!?金子も「早っ!羨ましいっ!」と驚いていますが、私もあまりの展開に驚いた次第です。更に陳老師、「もっと早いですよ」と言いながら、二人の赤ちゃんを連れてきて紹介します。今年度の講座が始まって3ヶ月、計算合いません。

「語法快報」で紹介される壁新聞の右側には、最近恒例の全く関係ない金子の写真が掲載されていたのですが、今日は金子が両手を挙げてひっくり返ろうとしている写真でした。いったい何のシーンなのでしょうか。

金子・盧思小姐・熙寧のコントでは、盧思小姐をおだてようと金子が「あなたは前より痩せた」と言います。言われてみれば、最近の盧思小姐は、乳全体のボリュームよりは、トップとアンダーとの差で視聴者を攻めようとしているように思えます。とはいえいわゆる「おっぱい星人」ではない私は、別段攻められているという実感も薄いのですが…。

発音のコーナーでは、いつもの如く熙寧がビリヤードを披露するのですが、またもやブレイクショットがうまくいっていません。せめてこのシーンくらいは撮り直しても良いのではと思うのですが…。

今日のゲストは北川えりでした。前回同様盧思小姐と仲良さそうにしており、金子がその光景を見て「そうやって関係出してきてー、もう!」と嫉妬するくらいでした。そういえば北川と金子との間で不思議なやりとりがありました。「タクシーで2時間」という北川に対し、金子が「近いですね」と返答したのですが、中国ではそうなのでしょうか?2年半前に北京で深夜にぼったくりタクシーに乗せられた時には、30分ですら途方もなく長い時間に感じただけに、余計に違和感を覚えた次第です。