第14課 トマトをむしゃむしゃ食べました ― 2005年07月04日 23時50分43秒
遂にオープニングの「花びら」が3週連続になりました。このまま「花びら」が定着するのでしょうか。と話題にするほどの関心は別にないのですが…。
オープニング直後の寸劇では、金子と熙寧とが今日の単語の予習をするのですが、普段は二人が二言三言トークを展開するのに、今日は挨拶もそこそこにいきなり単語の予習です。今年度から全体の放送時間が30分から25分に短縮されていることで、少しでも内容を濃くする工夫がなされているのでしょう。
と思っていたのですが、その少し後、陳老師の教室で野菜や果物が出てきて、何を思ったか陳老師、金子に「食べよぉ」と誘いをかけます。金子は手元のトマトをむしゃむしゃと食べるのですが、この食べているシーンが数秒流れています。このシーンがなぜ必要なのか、よくわかりません。「少しでも内容を濃くする工夫」というのは私の思いこみだったようです。
因みにこの陳老師の教室では、山田太郎(マネキン)が八百屋の旦那を演じていました。陳老師曰く「(子供も産まれたので)生活を支えるためにお店を始めました」とのことですが、別に教室で野菜を売らなくても…。
さて、最近誰かが日替わりで過激な露出をしていたのですが、今回は意表をついて、スキットの老け顔学生が勢い余って肌を露わにしていました。とはいえ、スキットの中で、お腹を痛めて医者に行き、腹をめくりあげて診断を受けるだけでしたが。
発音コーナーでは、三声が連続した時の発音の変化を取り上げていたのですが、「三声が3つ以上連続した場合の変化の方法」については番組で触れずじまいでした。というのも、7月号のテキストで指導されていた方法と、他の参考書で説明されている方法とが違っていたので、どちらが正しいのか個人的に気になっていたのです。
今回の番組は比較的おとなしい内容だったなぁと振り返っていたのですが、番組終了15秒前に、盧思小姐が退出するときに小走りで乳を弾ませていました。いわゆる「おっぱい星人」でない私も、最後の最後でこのブログらしいネタが登場したと喜んだ次第です。
第15課 陳老師と金子のラブラブ自慢大会 ― 2005年07月11日 23時36分30秒
冒頭からいきなり金子のあくびです。「僕は昨日寝てません…」との事ですが、先日の熙寧の「疲れた、もう帰りたい」に匹敵するショッキングなオープニングです。
その後、金子と熙寧との単語の勉強の際、最後に羽子板の羽根を蹴るような絵が出てきて、金子が「この最後のは何?」と尋ねます。熙寧が実物を金子に見せ(何で実物がすぐ脇にあるのか不思議ですが)、「中国の子供が蹴って遊ぶものです」と答えた際、金子が「蹴鞠みたいなものだ!」と感嘆するのですが、熙寧は若干間を置き「…うーん、そうですね」と、生返事で返していました。そりゃ返答に窮しますよね。だいたい日本でも蹴鞠を知っている人間はそれほどいないのではないでしょうか。
今日の陳老師の教室は、久し振りにマネキンがいないせいか、陳老師と金子とでたいそう盛り上がっておりました。まず中国語の勉強を始める前に、陳老師が金子に、先述の羽根を蹴鞠のように、というかサッカーのリフティングのように蹴らせます。「面白いですよぉ、やってみ」と金子にやらせた後、今度は自分が蹴ってみせるのですが、これがまた上手いのです。意外なところで陳老師の秘技を知ることができました。あ、そうそう、秘技といえば、今回の発音コーナーで、熙寧のビリヤードのブレイクショットが初めてまともに決まっておりました。
再び教室の話題に戻りますが、ここからは二人仲良く自慢大会です。金子が「水泳できる」「絵を描ける」と言うのを聞いて、陳老師は「あ~ん、羨ましい。私は泳ぐことができない、そして絵を描くことができない」と答えます。金子が「先生、絵も描けないんですか!?」と驚くと陳老師は恥ずかしがって「あんまり自慢しないで」と金子をどつく振りをします。このような交際を始めたばかりの男女の趣味披瀝のような会話を暫く繰り返した後、陳老師、金子の優位に立とうと最終兵器を繰り出しました。「私は中国語がぺらぺら」。この瞬間、恐らく全国の視聴者が、金子と同時に「当たり前じゃないですか!」とツッコミを入れたに違いありません。
今日のスキットでは、主人公のヒロインがいきなり会社の面接を受けています。日本から中国に留学していて、そのような余裕があるのかどうかさておき、この会社の面接官は、第9課のスキットで、バス停で待っていたサラリーマンでした。今年度のスキットの得意技である「役者の使い回し」がここにも見られました。それにしても、面接で「酒・たばこをやらない」と答えた受験者に対し、即不合格を言い渡すとは、中国の企業が従業員に何を求めているのか疑問です。というか、このシーンを中国人が見て激怒しないかどうか心配でなりません。
金子、熙寧、盧思小姐のコントでは、盧思小姐が「国際マダムコンテスト」に出場しようと企んでいました。巨乳を突き出してぶるんぶるんと左右に振りながら「世界はもともと私のもの」という姿には、いわゆる「おっぱい星人」でない私でも大迫力を感じてしまいました。
さてその「国際マダムコンテスト」、募集要項はこんな感じでした。「開催日 2005年7月30日(日) 応募資格 年齢 30~50代のマダム、小マダム 審査内容 1)英語審査 2)歌の審査 3)料理審査」。ちょっと待ってください。「開催日 2005年7月30日(日)」って、カレンダーによればその日は日曜でなく土曜日なんですけど…。
ゲストのamin、いつも一人で登場してギター一本で弾き語りを披露するのですが、今回初めてバックバンドを従えておりました。といっても、ギターがもう一人だけという簡素なバンドでした。
第16課 くださいよ、取って! ― 2005年07月18日 23時59分55秒
出だしから熙寧の関西弁が試されました。今日の単語である「箸」をどのように発音するのか注目されたのですが、残念ながら無事に標準語どおり、「は」にアクセントを置いて発音していました。
それにしてもいよいよ梅雨が明けつつあるせいか、盧思小姐も金子も露出度が高いですね。盧思小姐は乳のトップとアンダーの差を強調しつつ、時折小走りになったりして乳全体を揺らしながらボリューム感も強調するという、願ったり叶ったりのサービスに努めています。番組が中盤に近づくにつれ、乳の谷間を少しずつ強調するなど、サービスの向上にも熱心でした。…などといわゆる「おっぱい星人」でない私が論じるのも変な話ではありますが。
と思いきや番組の後半、ゲストに北川えりを迎えたシーンでは、二人の衣装がそれぞれおとなしめのものに替わっていました!単に収録日の都合がつかずに別の日に撮影したのか、あるいは、盧思小姐の過激な衣装に眉をひそめていた北川えりに遠慮して衣装替えをしたのか、謎は尽きません。確かに今日の北川えりのコーナーは、みんなでスタジオで料理を作って食べるという内容で、北川えりと盧思小姐が仲良く力を合わせてトークも交わすといったものだったので、あながち後者の説も捨てきれません。
それ以前の疑問なのですが、今まで北川えりが中国体験記を語っていたこのコーナー、今日のような内容では北川えりがいてもいなくても良いのではないでしょうか?もっとも、同じNHK教育の「イタリア語会話」なんぞでは、貴乃花光司が日本語で日本酒の蘊蓄を語るという、イタリア語とはほど遠いコーナーがあったりするようなので、それに比べればまだ実がありそうな気がします。
陳老師の教室ですが、老師はいきなり「私はお店を開きました。何でも屋です」と宣言し、テーブルの上に商品を陳列しています。卵、鉛筆、花、切手、タオル、箸、石けん、靴下、魚、犬…えっ、犬!?何でも屋とはいえ、テーブルの上でえらいもんを売ってますね。ここから、陳老師が客、店員が金子という「買い物ごっこ」が始まります。「魚を一匹ください」と陳老師が金子に頼みますが、金子は発音と意味を反芻しているばかり。遂に陳老師、身振りも交えて「くださいよ、取って!」と叫びました。金子はよほど動揺したのか「すみません」と謝るところを「どういたしまして」と答えてしまいます。、前回「僕は昨日寝てません」とのたまった金子、今回も前日寝ていなかったのではないでしょうか。
発音コーナーでも陳老師、魅せてくれました。「『遊ぶ』よく使いますね」と言った直後に金子から「先生、よく遊ぶんですか」とツッコミを入れられたのですが、即答で「うん!」とのことでした。どんな遊びをしているのかまで深くツッコミを入れてくれないと…。
スキットには何と、陳老師、盧思小姐に次いで、とうとう月1回のゲストのaminまでもが登場しました!といっても本人の姿はなく、舞台のレストランのBGMとして彼女の歌声が流れていただけでしたが。ちなみにこの食堂、かなり広々としているのですが、客はヒロイン、王青年、老け顔学生の3人だけ。全景を映すのならせめて1テーブル分くらいエキストラを用意すれば…と思った次第です。
第17課 恋のさや当てに乱暴狼藉 ― 2005年07月25日 23時37分42秒
最近時折何かが起こるオープニングですが、金子の挨拶に変化がありました。今までは「(あなた方)こんにちは」だったのが、「みなさんこんにちは」になりました。何か心境の変化でもあったのか、単なる気まぐれなのか、いずれにせよどうでもいい部類の話ではあります。問題はその後です。前々回大あくびをしたと思ったら、今回は「ビールを一杯ください」です。そういえば前回も彼は北川えりの料理コーナーで、料理を食べながら「ビールを一杯!」と叫んでいたので、よほどお好きなんでしょう。
程なく盧思小姐が登場したのですが、その格好を見てピンと来ました。金子、盧思小姐ともに、前回の北川えりのコーナーと全く同じ服装だったのです。どうやら前回放送分の後半は、今回の収録時に撮影されたものだったことが判明しました。因みに、前回はよく気付かなかったのですが、盧思小姐、今回の服装はウエストのくびれも強調しています。いわゆる「おっぱい星人」でない私にとっては、変に巨乳を強調されるよりはこちらのほうが扇情的であったりします。
陳老師の教室は、ソファが置いてあり、映画館という設定になっています。映画館ですので陳老師は自然と金子の隣に座ります。なるほど、金子に自然に接近するにはこういう方法がありましたか。時折金子の自慢の携帯(恐らくP505isのベルベティレッドでしょうか)をもてあそんでは、見つめ合って会話をしています。
こんなラブラブモードに怒り心頭な人物が一人いました。本来このコーナーに出てくるはずのない熙寧が嫌がらせにやって来ました。陳老師をたぶらかす金子に怒っていたのか、金子をたぶらかす陳老師に怒っていたのかは定かではありませんが…。老師と金子が映画を観ているというシチュエーションの中、敢えて携帯電話で大声で話しながら登場します。陳老師が注意すると今度は映画を観ながら一人で大声で叫んでいます。金子が注意すると、あろうことか煙草に火をつけて吸い始めました。ここで熙寧、金子の注意を受けている時に、自分で吸った煙草にむせて咳き込んでいます。カットするなり撮り直せばいいのに…というかそれ以前に、吸えないなら吸えないで、本当に煙草に火をつけなくてもいいのにと、気の毒に思った次第です。
スキットの舞台は美術館です。放送4ヶ月にして初めて、ヒロインの女性と王青年が2人っきりのデートを愉しみます。それにしてもこの美術館、他の客は2人だけです。前回同様エキストラの工面がつかなかったんでしょうか。
いよいよ王青年がヒロインに告白といったところで、エロティックなBGMが流れます。王青年のエロティックなにやけ顔とぴったりマッチしています。王青年を見るヒロインの流し目もエロティックです。結局この後、他の客の幼児が二人の雰囲気をぶち壊す暴言を吐き、それを聞いて笑う王青年を見て、ヒロインが激怒します。どうも今月はヒロイン、酒・煙草をやらないというだけで会社の面接を落とされたり、せっかくのエロティックな雰囲気をぶち壊されたりと、踏んだり蹴ったりです。
さて、今回エンディングの曲が「Birthday Card」から「それはアイシテル」という日本語混じりの曲に替わりました。恐らく、9/14に発売予定のaminのニューアルバム「SHANGHAI×TOKYO」のプロモーションの一環ではないかと思うのですが、中国語会話のエンディングに日本語混じりの曲というところに、やや戸惑いと違和感を感じております。
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