第22課 盧思小姐のコスプレ大会2005年08月29日 23時56分37秒

金子のオープニング挨拶が再び「(あなた方)こんにちは」から「みなさんこんにちは」に変わっていたのですが、そんな事はもはやどうでもいいのです。盧思小姐、今日は久し振りに乳の谷間を少し見せながら、やたらと巨乳を強調させての登場です。カメラアングルも狙ったかのように、揺れるシーンや、乳の大きさを存分に感じる斜め45度のアングルになっていました。ちょっと待ってください。前日に横浜中華街・チャイナスターの京劇ライブで、花も恥じらう16歳の乙女・玉ちゃんを演じては、ニワトリの鳴き真似をしたり、声を時折裏返しながら「恥ずかしい」を連発していた可愛い仕草の盧思さんは、いったいどこに行ったのですか!?いわゆる「おっぱい星人」でない私にしてみれば、たった一日で盧思さんのイメージが激変したことに、深い衝撃を覚えずにはいられません。

過剰なサービスはこれだけにとどまりません。エンディングコントでは、舞台のバーでいきなりサッカーのビデオが流され、その中の選手役として、サッカーユニフォームを身にまとった盧思小姐が登場するのです。前回の浴衣に続くコスプレ第2弾です。しかも、走る度に乳がまた揺れる揺れる!どこのおっぱい星人からの要望なのかわかりませんが、世のおっぱい星人は、どこまでサービスを提供してもらえれば気が済むのでしょうか。

気を取り直して陳老師の教室です。どうやら引っ越したようで、荷物が雑然としております。陳老師曰く、「今日は、私が手伝ってもらいます。引っ越した!見てください」とのことで、金子に荷物を片付けさせようとします。金子が興に乗って「どうも、金子引越センターです!」と答えたので陳老師が「安いですか?」と尋ねたところ、金子は「高いです」と即答です。自ら「高い」とのたまうとは、何という引越センターなのでしょうか。

荷物の片付けの最中に、辞書と書籍を棚の上に置くシーンがあったのですが、書籍は前回第19課で出てきた本と同じなのではないでしょうか?陳老師のものになったり金子のものになったりと、本も大変ですね。

スキットはボウリング場が舞台です。今まで散々ツッコミを入れたせいなのか、今回はたった8レーンの狭い会場にもかかわらず、エキストラの客が2人いました。また、王青年、ノーカット撮影でストライクを取ってしまいます。ヒロインの日本帰国による別れが近づいているせいか、なかなかの力の入りようですね。

今回、キーフレーズを放ったのは、いつもは復唱する立場にあるKマンでした。自分でキーフレーズを放ち、自分でそのキーフレーズを復唱するという初めてのケースでした。

発音のコーナーでは、陳老師の金子への厳しさが溢れておりました。「先生、そろそろ免許皆伝いいんじゃないですか?」と投げかける金子に対し、とぼけて「何がですか」と答え、「免許皆伝です」と繰り返す金子に「早い!」と即答で返しました。金子への発音テストでは、間違いかけた後に正解したにもかかわらず、「それをそうしてくれると怒れるんですけど…」と、怒る気満々の様子でした。他にも先述の教室では、「(前置詞)バの漢字は何だと思う?」と金子に尋ね、「遊び場とかの場ですか?」という答えに対して静かな怒りを込めて「違うっ」とおっしゃっていました。

そういえば「中国語会話」テキスト9月号の読者の「おたよりのページ」で、金子の無気音の発音について「なぜ発音の違いを指摘されないのでしょうか」という激烈な投書があり、陳淑梅先生のお名前で「金子さんは皆さんと同様一生懸命がんばっていますので、今後ともあたたかく見守りながら、時間が許す限り、細かな指導をしていきたいと思います」との回答がなされていました。陳老師の厳しさの背景には、この影響もあるのでしょうか。(話はそれますが、個人的には陳老師のおっしゃるとおり、「初学者というのを売りにして登場しているんだから、あたたかく見守ればええやん」と思うのです。一生懸命さは十分に伝わってきますし、同じ初学者としては「人のふり見て我がふり直せ」ということで、間違いやすいポイントがよくわかるのです。むしろ「この人、さっき発音おかしかったよな」とツッコミを入れられることができれば、それはそれで自分自身上達していることに他なりませんし)

この発音テストでは、金子は結局無事全問正解で、画面にでかでかと「あと2回合格で“仮免ハスラー”授与!」というテロップが登場しました。

さて、冒頭に述べたラストのサッカーコントですが、サッカー選手の盧思小姐、審判の熙寧にイエローカードを突きつけられた際、得意のアッパーで殴りつけます。あと、いきなりサッカービデオが登場した時に金子が思わず「これまた急だねえ」と一言。全国の視聴者のツッコミを代弁してくれました。